本日のお話しは昨日の続き。
三人の心にそれぞれ芽生えた、「イケディ無双継承」の選択。
ただそれを口に出すまでには、それぞれの心の中で大きな葛藤がありました。
その複雑な心境の変化などについては後々語るとして(ひっぱりがち)
イケディ無双はこうして復活への道を辿りました。
イケディ無双Reload(リロード)
皆さんリロードの意味はご存知でしょうか?
ここで言うリロードは「再装填する」という意味です。
ヤスがイケディ無双を立ち上げた当時、私とヤスにはひとつの共通する意志がありました。
それは「メンズウェディはカッコイイ」ということ。
現在から約7~8年前の事でしょうか。
当時のメンズウェディに対する印象と言えば、チャラい・出会い厨・軟派、などロクなものではありませんでした。
確かに恋多き種族ですから、それは間違いではないでしょう。
しかしそれは恋多き種族ゆえで片づけられるほど、美しいものではなく、一部を全部とするあまりにも悪意に満ちた決めつけでした。
そして、そんなメンズウェディをカッコイイとでも言おうものなら、軒並み「出会い厨である」とレッテルを貼られ敬遠される、そのような空気に包まれていました。
そこに銃口を向け、イケディという弾丸を装填し、無双していったのが、イケディ無双。
私から放たれる誰をはばかることも無いウェディへの愛の咆哮と、ヤス率いるメンズウェディ達の本気、その圧倒的カッコよさを見せつけ、界隈に滞る悪しき閉塞感を打ち抜きました。
カッコいいものをカッコイイと言える
新たなる時代が到来したのです。
そんなイケディ無双を、もう一度立ち上げる。
イケディ無双という伝説の武器を、次代の勇者の手により再装填する。
当代の勇者がヤスであるとするならば
次代の勇者がノア
さしずめ私はイケディ無双を見守る伝説の女神とでも言ったところでしょうか。
女神もう少し美しさにこだわりたいところ。
古き勇者から次代の勇者へ、伝説の武器を引き継ぐ「継承」の場
それが、イケディ無双Reloadです。
リロードにこめられた意味を、ご理解いただけたでしょうか?
それでは実際に、その様子をご覧いただきましょう。
私の手によるレポートで。(長い予感)
Chapter1:イケディをめぐる旅
さてさて、始まりましたイケディ無双Reload。
開幕の挨拶をお届けに登場したのは・・・
私だよ ニッコリ
とうとう客席で激しい声援を飛ばすだけでは飽き足らず、舞台上でイケディ無双案内人を務める事になりました。
舞台上でイケディと同じ空気を吸えるなんて、こんな日が来ようとは・・・
スゥゥゥゥウウウウウウ・・・・・・・(はかない)
うーん、ほのかに香る・・・磯の香?(やめてさしあげろ)
本来のイケディ無双は、イケディオンリーのパフォーマンスショーなのですが、今回のリロードは、主催継承という意味を込めた特別回です。
皆様には、イケディを出せ!という気持ちを1度グッとこらえていただいて、イケディの生みの親である私と共にもう一度
「イケディとは何か?」「無双とは何か?」
一緒に考え、再装填していただきます。
それでは行ってみよう!
1stミステリー:ロールプレイとコミュニケーション
私の名前はピノコンティウス3世。(突然の切り替えだけどついてきて)
世界各国を旅するイケディミステリーハンターだ。
今回皆様にご覧いただくのは、アストルティア人生の全てをイケディに捧げ、永遠の旅人となった私が、その旅の途中で出会ったイケディ達と共にお送りする、イケディ研究の成果だ。
長い旅の末、私がたどり着いたイケディの真の姿を、心に刻んでほしい。
それではファーストミステリーに移ろう。
あれは私がヴェリナード城下町に、ウェナ王族のパレードを見学しに行った時の事。
今か今かとパレードを待ちわびる観客の間を、一陣の風が吹き抜けた。
風に舞い踊る花びらと共に現れたのは、一人の王子。
カッポカッポと蹄の音も高らかに、美しい白馬にまたがり悠々とパレードの先陣を切っていく。
観衆から巻き起こる「王子ーーー!!」という黄色い声援に、優雅に手を振り応えるその姿は、まごう事なき王子様。
私も大きな声援を送りながらパレードを楽しみ、やはりウェディとは良いものである、と気持ちも新たに帰宅した。
後に私は知ることになる。
彼は一般の王子であることを。(つまるところただの平民)
キャッ///
というわけで、トップバッターを務めたのは、アストルティアの王子(平民部門)と言えばこの男。
スバル王子です。
最初は本当に初々しいプリンスでしたが、今やいつまで王子なのか、そろそろ王にはならないのか?
そんな貫禄すらあふれる王子ぶりです。
舞台センターで決めるポージングも
観客の声援に堂々と応えるコール&レスポンスも
主催にハリセンをくらう姿でさえも品格にあふれていますね。
一気に盛り上がる無双会場。
たった一人でのパフォーマンスなのに、なぜこんなに盛り上がるのか。
それは、彼が完璧に王子としてロールプレイしているから。
そんな彼の堂々たる王子としての振る舞いに、人々は惹きつけられ、心からの声援を贈るのでしょう。
己のプレイスタイルで人々を魅了し、周囲を巻き込み笑顔の輪を拡げていく。
ロールプレイと、コミュニケーション能力。
私はその姿に、真のイケディを見た。
2ndミステリー:ドレスアップと交遊
続いてのミステリーはこちら。
心地よい日差しの差し込む午後のひと時。
壁に飾ったイケディコレクションを眺めながら、優雅にお茶をたしなむ。
「・・・良い。」
そんなイケディ研究に余念の無い私の元に、一通の手紙が届いた。
「カーラモーラ ブラック イケディ アリ」
差出人の無い怪しい手紙に、一抹の不安を覚えるも、イケディを追い求める私の心に迷いは無かった。
ブラックイケディとは何か?その好奇心に勝るものなどない。
私はカーラーモーラへの道中を急いだ。
バシッ子で。(チート)
イケディを求め3秒でたどり着いたカーラモーラ村。
そこで見たものは、ブラックな衣装に身を包み、楽しそうに歓談するたくさんの人々。
彼らはいったい何をしているのだろうか・・・?
人々の声に耳を澄ませてみた。
「ブラックな・・・ドレア・・交流会?」
そして私は発見する。
暗闇の中ですらその輝きを隠し切れない、ひときわ目立つイケディ集団を。
はい、というわけで連れてきちゃったよね。
イケディのナンパにかけては自信がある。
何を隠そう主催のヤスとの出会いもナンパである←
彼らの名は「リンクコーデ部」。
私はインタビューを通じ、彼らのカッコよさのひみつに迫ることにした。
写真向かって左から、カイトさん、アガルタさん、リーダーのシュンさん、そして もんきさん。(・略)
ドレスアップが好きな方なら、知らない人のほうが少ないかもしれませんね。
各々自己紹介と、ドレア交流会とは何をする場なのか、軽く説明をいただき、続いて伺ったのは、ブラックというテーマについて。
シュン「ブラックは誰にでも使いやすく、様々な「なりたい自分」をイメージして作り出せる最高のカラーなんです」
この日もブラックをテーマにそれぞれドレアしてきてくれました。
カイトさん:和を取り入れたシックな大正ロマンブラック
アガルタさん:ワイルドブラック
シュンさん:ダークブラック
もんきさん:クール&セクシーブラック
ん"ん¨っ
・・・・・・いい///
ちょっともう一回貼るからよく見て。目を凝らして。
変な声出ましたか?
ピノコは出ました。
背中側からのお写真お持ちの方、ぜひ私までお送りください。
悪いようにはしません。
続いて、交流会はどういう空間づくりを目指しているのか?
シュン「遊びに来てくれてありがとうの気持ちと、何より共通の趣味で集う皆はすでに友達だと思っているんです(コワクナイyo!)
会場では「楽しい!」でいっぱいになってほしいですし、普段隅にいるような方が安心して会場の真ん中に来て笑顔になれる。
そんな空間作りを心がけています。」
最後に一言。
「集う皆が壁なく楽しめたら、の思いだけです」
かぁッッッッッッッッッッ!
見た目のカッコ良さだけでは飽き足らず!!
イベントに対するその姿勢!!
背ビレがのびる思いがします。(無いけど)
しかも今回は、この日のためにもう一着ドレスアップを披露してくれました。
4人のドレアをリンクさせコーディネートした、グループドレスアップ!
しかもそのテーマはファン垂涎の
ブラック×スチームパンク
パフォーマンス内容は、こだわりのドレスアップ、そして共通のテーマでグループドレスアップを作る楽しさについて。
せっかくのドレスアップ、どういう思いで作ったのか、こだわりや見てほしいポイントなどを語るスタイルのパフォーマンスです。
尊み秀吉。
時を渡れそう。
ねぇ
ほら
ちょっと
もうファンまで発生してるクマよ↑(違)
ドレスアップのカッコ良さはもちろんのこと、そのイベントに対する素敵な考え方で、皆に楽しいの輪を拡げていく。
もう言うまでもなく、その姿は真のイケディ。
眼福のひと時でした。
Lastミステリー:創作パフォーマンス
あれは私が、イケディを追い求め永遠の旅人になってしばらく。
やがてたどり着いた果ての世界、4人の王子の物語。
・・・と、本当は物語の内容を書き記したいところですが、ここでは語るのを控えようと思います。
ラストミステリー、創作パフォーマンスのテーマは「継承」。
こちらのパフォーマンスは、まさにイケディ無双を再装填する、継承をテーマに描かれた物語です。
物語の作り手は、クラックスさん。
そして共に舞台を盛り上げてくれたのは、セシルさん、ルシさん、ディアさん。
お写真左から、セシルさん・ルシさん・クラックスさん・ディアさん
私もちょっとだけ語りべ役で立ち会わせてもらいました。
ええ・・・・
私ちょっと、役得じゃない・・・?
すいません真面目なシーンなのに不純で。
舞台上ではめちゃくちゃがんばりました。
こちらの物語は、もし語られる事があるのなら著者のクラックスさんの手によって公開されると思います。(期待)
とても10分少々のパフォーマンスに収まりきるようなボリュームでは無いはずなのに、継承する物の偉大さ、継承される者の苦悩や決意、それに伴う責任や痛み、そしてこれからも繰り返されていく時代を・・・・
ちょっと母、涙で前が見えない。ズビッ
演じてくれた4人の王子達の活躍をここに遺しておきますね。
炎の王子:ディア
氷の王子:クラックス
雷の王子:ルシ
大地の王子:セシル
各々の役柄に合ったドレスアップの表現力。
そしてその圧巻のパフォーマンス力。
その姿はまさに、真のイケディ。
また悠久の時の中で出会いたい。
旅の終わりに
ピノコとめぐるイケディの旅、いかがだったでしょうか?
長い長いイケディミステリハンターの旅、そして見つけた3つの答え。
次回、その研究の成果をお届けいたします。
今回のお話しはここまで。
次回最終回、「継承」おたのしみに。